勉強の課題がまた増えた…
6時すぎ起床。読書タイム。
- 作者: 渡辺保
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 文庫
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三千歳と直侍の入谷のところ、たしかにお蕎麦屋さん夫婦はどこで寝てるんだ?という造りだし、三千歳と直侍の寮のところも、なんとなくしっくりこないところはあると思っていたけれど、それはそういうものなんだ、とか自分の理解力が足らないからだ、ということにしていた。しかし、保さんのこの本を読んでいたら、黙阿弥が書いた台本と、現行台本との間に差異があること、それもある意味、重要なところが変えられているということを知った。疑問に感じたり、納得できないところは、台帳に当たったりしてみると、自分にとっての発見があるのかもしれないということを教えられた。
また、上演が絶えてしまった作品の中にも、面白い作品はあるし、やり方次第で面白くなるものもあるんだ、ということも。院本や台帳、全集などを読むことも、いくつもある今後の課題の中でも、勉強の柱だなぁ…。
なんていうことを思っていたら、遅くなってしまったので、お弁当が作れなかった。
12月の平成中村座のチケットも、なんとか希望日をゲットできた。
夜は、お囃子の稽古に伺う。奈良のこと、某劇場の様子などなどのお話を伺いつつ、お稽古は「正札附」の1回目。いやはや、打つ所は多いし、手組も凝ってるというか皮肉というか、ややこしいし、覚えるのが大変だな…。
帰宅して、おうどんで夕食。HDDレコーダーに録画してある衛生劇場の歌舞伎をいくつか、Blu-rayに落とす。ウーン、三津五郎さまのものが、電波状況が悪くてブロックノイズだらけだったりするのが、悲しい。まぁ、いずれ再放送はあると思うんだけど…。
今日から家読み本は、ずっと手つかずだった
- 作者: 渡辺保
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: 単行本
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