2002-09-09から1日間の記事一覧

『作家の値うち』の使い方(2)

鹿島茂さんとの対談では、同じ仏文学を専門とされ、毎月たくさんの連載を持ち、大学で教鞭をとっておられるお二人ならではの展開が、刺激的だ。「バルザックの多作ぶりは、借金のせいだけれど、それが作品の質を低めることがなかったのが、すごい」とか。そ…

『作家の値うち』の使い方(1)

福田和也さんの『「作家の値うち」の使い方』読了。『作家の値うち』がわずか1週間で増刷がかかった(わたしが持っているのは、第2刷)ことからもわかるように、相当、話題になったと同時に、読まれた本であったことも確かなことだ。全体は、大きく四部か…

『作家の値うち』の使い方(1)

福田和也さんの『「作家の値うち」の使い方』読了。『作家の値うち』がわずか1週間で増刷がかかった(わたしが持っているのは、第2刷)ことからもわかるように、相当、話題になったと同時に、読まれた本であったことも確かなことだ。全体は、大きく四部か…

『作家の値うち』の使い方(2)

鹿島茂さんとの対談では、同じ仏文学を専門とされ、毎月たくさんの連載を持ち、大学で教鞭をとっておられるお二人ならではの展開が、刺激的だ。「バルザックの多作ぶりは、借金のせいだけれど、それが作品の質を低めることがなかったのが、すごい」とか。そ…