2009-12-27から1日間の記事一覧

『舞台観察手引草』

さっそく、読み始め。義太夫狂言の型について書かれた本で、著者は文士劇で何度もこれらの役を演じたことがあるとのこと。昔は、見る方も詳しい人がたくさんいただろうから、素人芝居といえども、かなり本格的に演じていたのであろうことは想像できる。残念…

『秀十郎夜話』

初代吉右衛門の黒子を勤めた、中村秀十郎の芸談集。馬の脚芸談では、馬の着ぐるみがどういう構造になっているのか、なんていうことから、苦心談、乗り方のうまい人、下手な人のことなど、今までに読んだことも聞いたこともなかったような話があれこれ。 また…