『風雲児たち 幕末編(6)』

風雲児たち 幕末編』の新刊が出ているのをすっかり知らないまま、7巻が出ているのをたまたま本屋で発見。でも、6巻が見当たらず、結局Amazonから取り寄せ。漫画の新刊情報をチェックしていないので、こういうことになるんだよな。
6巻は、前半が日米和親条約締結と松蔭の密航失敗、後半は龍馬の故郷帰還が題材。警備に当たった象山がアメリカ人を脅かすために力士を連れて行ったのが発端となって、相撲が開かれたっていうのが、おかしい。それまで、大男が多いアメリカ人が、日本人を威嚇していたのに、力士と彼らがとる相撲を見て逆にアメリカ人の方がびっくりしている。
龍馬の部分では、あの人斬り以蔵が出てくるのだけれど、時代小説などで描かれる以蔵とは違うのが、みなもとさん独自のキャラクター造形だなぁ。幕末編に入ってから、ギャグ注がないのが、残念。もっとも『風雲児たち』もワイド版で読んだから、ギャグ注がついていたのだけれど。

風雲児たち (幕末編6) (SPコミックス)

風雲児たち (幕末編6) (SPコミックス)

降ったり止んだり 

でも、空はなんとなく晴れてるなぁ・・・。蝉くんも一時ほどではないものの、元気に鳴いております。
CXの「ザ・ノンフィクション」をついつい見る。銀座で40年働き、自分の店を守って来た2人のママの物語。一人は、店の20周年で区切りをつけて、店を閉める。もう一人は動ける限り店を続けて行くつもり、という。
数ヶ月前、電通通りを夜10時頃歩いていて、キャバクラの客引きのお兄さん・お姉さんを多数目撃して、ちょっとショックだった。「オイ、ここは銀座、しかも電通通りだよ!」と。でも、今日の番組を見ていると、もはや銀座もそういう街になってしまったらしい。まぁ、晴海通りにマツキヨができたり、紳士服の青木(今は撤退したけど)ができたりした時点で、銀座が変わりつつある予感はしていたけど。
わたしにとって、銀座っていうのは、大人の街、手が届きそうで届かない(ぜんぜん届かない部分ももちろんあるけど)、そんな街だったし、そうありつづけて欲しいと思っているんだが、時代の波は銀座を両極端の街に引き裂こうとしているのかもしれない。超高級ブランドの路面店が次々にオープンする一方で、マツキヨやキャバクラといった、およそ銀座らしくない店も増えて行く。でも、銀座には銀座らしい顔を、一部だけでもいいから持ちつづけて欲しい。

カウントダウン

9月一杯で終了するという「EZTV」。日曜の夜、家にいれば、結構見ていた番組。特集のリポートモノなんかは、結構面白かったんだけどなぁ・・・。
ところで、今ヤフオク詐欺の特集をやっているが、リードの部分で「競り落とす」を「きそりおとす」と連呼している若いお兄ちゃん、君は誰?何者?そして、森本さんや小島なっちゃん、なんで直してあげないの? あとで訂正すればいいやと思ってる? でも、1回ならまだしも、3回も4回も「きそりおとす」とか言われると、脱力しちゃうよ・・・。