本日の収穫

いつもの書店に寄ったが、もう一つピンと来る本がなかった。
そこでやめておけば、積ん読本も増殖のテンポが少しは押さえられるのだろうが、ついつい、近くのチェーン店にも寄ってしまった。

奥村土牛『牛のあゆみ』(中公文庫)
 中公文庫も、最近ラインナップが変化していて、この手の本は見つけたときに買っておかないと、あとで後悔するので。というのは、やはり言い訳だろうか?
 画家の方の本だけに、口絵以外にも作品の写真、あちこちに鏤められている。歌舞伎座の緞帳にも土牛氏の図案のものがあったが、今でも健在だろうか?

幕内秀夫<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02034961&volno=0000>『粗食のすすめ 旬のレシピ2 夏号』</A>(東洋経済新聞社)
 玄米菜食中心の食生活に移行しつつあるので、こうした魚や旬の野菜を使ったレシピは、参考になるので。

●飛田和緒<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02165620&volno=0000>『毎日がおいしいごはん』</A>(レタスクラブ
 大好きな料理家の飛田さんの新刊。肉や乳製品、卵などがメインの料理が多いので、しばらく買おうか迷っていたのだが、写真がきれいなのでついつい購入してしまった。山菜や野菜がメインのレシピ、常備菜の作り方なども豊富なので、こじんまりと作れるものからチャレンジしたい。

●「文学界」6月号
 野坂昭如さんのインタビュー「文壇酒場と文壇の関係」のインタビュアーが坪内師匠だったので。
 先日の美学校での松山俊太郎さんとの対話の時に、野坂さんの文壇小説の話題も出ていたのを、表紙を見て思い出した。
 また、池内紀さんによる、関容子さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02148766&volno=0000>『歌右衛門合せ鏡』</A>の書評なども掲載されているようだ。