我ながら不思議な買い方(2)

大塚さんの『木島日記』は、坪内さんも触れておられた作品だが、かねたくさんが読んでみようと、「読前読後」に書いておられたのが、引き金に。
『「奇譚クラブ」の人々』は、解説を斜め読みしたら江戸川乱歩とか澁澤龍彦などの名前が挙がっていたので、聞いたこともない著者の本だが「文庫だからま、いいか」というノリで。
『闇に咲く花 天切り松闇がたり1』は、以前に単行本で読んで、続編を熱望するくらい気に入っている作品なのだが、なぜか手元に残っていないことが、先日、”2”を読んでいて読み返したくなって発覚したので、購入した。”天切り松”シリーズは、「半七捕物帳」に通ずるものを感じる。すでに単行本で3も出ているので、こちらもそろそろ読もうかな?と思っているところ。
『シャングリラ病原体』なんて、とても久々の海外ものを買ったのは、やはりSARSの影響。フリーマントルも、ある時期”チャーリー・マフィン”シリーズにハマって読んでいたが、このところとんとご無沙汰。
ブラックジャック』は、<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884180070/ref=pd_rhf_p_4/250-6280686-2859416>『二十三時的』</a>で手塚治虫さんの漫画のことがたびたび語られていて、このシリーズすら読んでいないので、この際だからちょっと読んでみようかな?という好奇心です。

目ざとい店員さんだと、「この客は、いったいどういう嗜好なんだ?」と悩んじゃいそうな、支離滅裂なラインナップの買い方だったと、我ながら不思議な感じ。