”坪内道”は長く高い山脈として聳える(3)

<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410610010X/qid=1051779158/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-6280686-2859416>『新書百冊』</a>を読んでみて、そのあたりのとっかかりが何となくだが見えてきた。
また、わたしにとってあまり縁がなかった”カルチュラル・スタディーズ”や”サブカルチュア”といったものへの興味も、湧いて来た。
ちなみに、坪内さんは”百冊”という企画に縁があるようで、これまでに読んで来ただけでも、「小さな社会人大学 中公文庫の100冊」「エッセイストになるための文庫本100冊」(いずれも<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163529500/qid=1051779340/sr=1-41/ref=sr_1_2_41/250-6280686-2859416>『シブい本』</a>所収)といった文庫案内もものしておられる。

それにしても、またまた探求書と積ん読本が増えてしまう本を書いてくださったものだ。”坪内道”は、長く高い山脈として、目の前にそびえ立っていることを、改めて思い知らされた1冊である。