積ん読本が減らないどころか、増える一方(2)

文芸関係の棚の前に、なぜか<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480101535/ref=sr_aps_b_/250-6280686-2859416>『饗庭篁村 明治の文学第13巻』</a></b>(筑摩書房)が平積みされている。帯に惹かれて手にとって、けっきょく購入することに・・・。
まあ、これは坪内さんが、このシリーズのウリとして「饗庭篁村で1巻立てたこと」を挙げておられるくらいだから、まあ、いいでしょう。
さらに、先日かねたくさんが「読前読後」で取り上げていらっしゃった、矢崎泰久さんの<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870315548/qid%3D1051765859/250-6280686-2859416>『口きかん わが心の菊池寛』</a></b>(飛鳥新社)が目にとまり、夏目房之介さんの漱石本とどっちにしようか迷ったのだが、矢崎さんに軍配が上がった。
この本も、夏目さんの本も、いつもの本屋に並んだ時から、ずーっと気になっていたのだが、勢いをつけてやっと1冊は手に入れた。
勢いついでに、鹿島茂さんの新刊もと思ったのだが、見つけられず。これは、また次回のお楽しみ?ということで。

以上で終わりにするつもりが、もう1冊、先日から気になっていた本をみつけてしまった。
インターネット古書店「うさぎ書林」店主の、芳賀健治さん(名前が微妙に・・・)の<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479391037/qid%3D1051765907/250-6280686-2859416>『インターネットで古本屋さんやろうよ!』</a></b>(大和書房)だ。
古本屋さんが書いた古本屋さんの本というのは、とても気になるのだ。結局「ええい、ままよ!」とばかりに取り上げて、レジへ。
あーあ、ゴールデンウィークといいながら、ちっとも積ん読本は減らない。というか、増える一方だ。