立川談春独演会

行って参りました。最初が、HPで予告されていた「品川心中」の上下。そして、昨日の国立劇場演芸場の会でやったけど「イマイチだった」(ご本人談)「小猿七之助」。
他の方の独演会に行ったことがないので、どうなのかよくわからないが、とりあえず談春さんの会は、マクラがたっぷり。最初は世間話から入って、意外な話題に飛び、話が始まると「あー、あの枕で振っていた無関係そうな話題は、ここで効くんだ」と納得がいく。
今日の、霊を見たというお客さんや、2チャンネルの感想なんかは、あくまでも別の話題と思って聞いていたら、これがちゃんと噺の中に出て来るんですね。「なるほど、そういうものなのか」と。
それにしても、「品川心中」は、なんと終ったら8時45分。舞台の上から、お客さんに「今、何時?」と聞いて、談春さん本人もちょっと驚いていらしたのでは? 10分休憩をはさんで、「小猿七之助」はさすがにコンパクトにまとまっていた。それでも終ったのが9時20分。
時間が経つのも忘れて、笑いころげた、至福の2時間あまりだった。