ついつい

帰り道、ギャラリー川野とくるりに寄ってしまった。ギャラリー川野は嵐が去った後だったらしく、お客さまはそんなにいらっしゃらなかった。名古屋帯がいろいろ入荷したそうで、「こんなのどうかしら?」と次々出てくる、出てくる。「ピンク系、きっと似合うわよ」と年上のスタッフの方が言ってくださるが、どうももう一つ、そういう気分になれない。結局、鳥の柄が変わったブルー系の帯と羽織紐を購入。
くるりもAGARUも6時だというのに入場制限中で、久しぶりに金子さんの顔を見たかったので、くるりに並ぶ。ここもさすがに、戦い済んで日が暮れて、状態。羽織はちょっとコレというのがなくて、紬のアンサンブルやちょっと渋めのウールのきもの、絞りのきものなどいろいろ当ててみるが、どうも脱黒系とは違う。すると金子さんが「脱黒系だったら、これなんかいいんじゃないですか?」とだしてくださったのが、渋い縞で地模様のきもの。当ててみると、もう一人のスタッフの方も「あ、それピッタリです」というお言葉に、ついつい、財布のひもが・・・。着丈がちょっと短そうで、対丈で着るのがよさそうということで、半幅帯も選んでいただく。羽織を着るなら、半幅でも着付けのアラが結構誤摩化せるので、いいかも。
両方ともお値段も超かわいいものだったので、まあ、良しとしましょう。
勢いで、シカゴにウールのきものがないか、見に行ったけれど、収穫なし。
そういえば、黒別珍に指輪柄の刺繍入りショールは、ギャリー川野でも、くるりでも好評だった。
別珍の明るい色のショールを次は探そう。(って、また買うことしか考えていないなぁ)。