やっとのことで

いかりや長介『だめだこりゃ』(新潮文庫)読了。
わたしにとって、いかりやさんは「全員集合」のリーダー(=ドリフのリーダー)であり、「踊る」の「和久さん」だ。その役回りから受ける印象とは裏腹に、ご本人によれば「ファザコン」気味だったという。
役者になるまでは、常に先頭に立って決断を迫られてきたいかりやさんが、役者となって初めて、自分以外の人が決めたことに従えばいいんだ、というポジションを楽しんでいた、というのは、すごく意外な気がした。
それにしても、最近のこのていたらくでは、趣味の欄に「読書」とは書けないよなぁ・・・。

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