この際だから・・・

実は、7月に三味線を譲っていただきまして、何しろ、三味線に触るのは、15年ぶり?くらいで、撥の持ち方、三味線の構え方もすっかり忘れていて、7月の中頃に一通り教えてはいただいたものの、試行錯誤の日々。教えていただいた時は、わかったつもりでも、いざ次の日にやってみると「これでいいのかなぁ?」と。
その前から「高円寺の阿波踊りに、三味線で出ない?」とお誘いいただいていたけれど、やっと一大決心(大げさと思われるかもですが、実はわたしにとってはそうなんです)をして、参加させていただくことにしたのが、8月の初め。
以前、長唄のお稽古に通っていたとはいえ、立って三味線を弾いたことがなかったので、それが一番の不安だったし、今でも不安。ましてや歩きながら弾くなんて・・・。それでも、やると決めたからには、なんとかしなければ、ということでとにかく毎日、とにかく三味線に触ることを目標に、ただいま稽古中。
三味線を譲っていただいた段階で、もう一度きちんとお稽古したいな、と思っていたが、やっと師匠も決まりそう、というところまで漕ぎ着けた。
このところ寄席通いをお休みしているのは、そんなこんななのだった。
ちゃんと続けられるかどうか、もう一つ自信が持てなかったので、ここには書かずにいたけれど、久々に三味線に触ってみて、上手くなれるかどうかは別として「ああ、ちゃんと弾けるようになりたい」ということを改めて思い、なんとか稽古を続けて行けそうな気がして来たので、告白します(笑)。