東京ランダムウォークにて

落語研究会に行く前に、ちょっとだけ時間があったので、東京ランダムウォークに立ち寄る。文庫・単行本のいつもの棚をザーっと流してみる。あれこれと気になる本はあるけれど、あまり荷物を増やしたくないし、心の中から「そんなに積んで、どうするんだ?」という声も聞こえて来て、小沢昭一さんの『小沢昭一がめぐる寄席の世界』(朝日新聞社)と、宇野千代宇野千代おしゃれしゃれてもきもの手帖』(二見書房)の2冊だけを持って、1Fのレジへ。レジ前の雑誌平台を見ると、「和ごころ」という雑誌が目につく。会計中にやっぱり気になって、中をあまり見ることもなく「これもお願いします」とレジの人に言っていた。
買ったあとで中をパラパラと見てみたら、ユーズドの和家具やら、鍋ものやら、冬に着る麻と木綿やら、ちょっといいぞ〜という感じの記事が、あれこれ。
やっぱり、本屋にマメに足を運ぶと、こういうものに気がつけるようになるのよね〜と、本屋通いを正当化する声が、どこからともなく聞こえて来た(笑)。