落語研究会@国立劇場小劇場

志の吉さんの「寿限無」の途中から、三太楼さんの「締込み」、昇太さんの「宿屋の富」を聴いた。
志の吉さんの「寿限無」は、1年くらい前に聴いたけれど、後半の部分がブラッシュアップされていて、オリジナリティーのある「寿限無」になっていた。
三太楼さんのマクラで、三陸海岸に行った時、奥様のサンドイッチを鳶にさらわれた話、1000円札を拾った話は、前にも聴いたことがあったけれど、何度聴いてもおかしい。「締込み」も、夫婦喧嘩の件が三太楼さんっぽくて、面白かった。
昇太さんの「宿屋の富」。登場から退場まで「もうこれは、昇太ワールドとしか言いようが無いな」という高座。とある方から「昇太さんのは、面白いよ〜!」と聴かされていたけれど、噂に違わぬ「宿屋の富」で、笑いっぱなし。つい「自分は億万長者だ」と嘘をついてしまうところ、当たり番号を確認するところの繰り返しが、とても面白かった。