いいなぁ、福田さん

会場で買った「en-taxi」のまずは、談志・談春・福田という豪華鼎談を、そして、談春さんの、福田さんの、と読む。
鼎談は、談志師匠と福田さんのやり取りがメインで、時々談春さんが発言するっていう感じかな。中で触れられていた本、面白そうなので、探して読もう!
福田さんの依頼で、今回談春さんが原稿を書く事になったという説明から始まる談春さんのは、入門までのこと。今まで、断片的には知っていたこともあったのだけれど、ご本人の書いたものを読ませていただいて、非常に納得がいった感じ。いやぁ、「笑芸人」の原稿も面白かったけれど、「en-taxi」のこの原稿はそれをさらに上回る出来(生意気いって、すみません・・・)。大独演会のパンフで談春さんが書いた、小さん師匠(と談志師匠)の想い出に勝るとも劣らない、素敵なエッセイ(でいいのかなぁ?)だ。
で、福田さんのは、談春さんと落語の名人たちのお墓をめぐりながら、いろんなことを話したのを、まとめたもの。いいなぁ、福田さん。談春さんと落語の話がたくさんできて。もっともっと、いろんなことを、これからも聞き出して、書いて下さい! 
あと、中野翠さんの文楽師匠についてのコラム、吉川さんの若手落語家について(これは、結構、先日発売になった『芸人お好み弁当』と同じエピソードが出て来て、ちょっとね・・・)を詠んだ。
まだ、いろいろ読みたい、読まねば!があるのだけれど、それはまた改めて。
しかし、サインが入ってるこの「en-taxi」は保存用にして、読む用にもう1冊買おうかなぁ・・・(笑)。

enーtaxi 第9号 (ODAIBA MOOK)

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