『ファイアボール・ブルース2』と『重箱の隅』

今日は、残りページから言って、『重箱の隅』だけではちょっと不安だと思ったので、なにかサクっと読めそうな小説でも、と思ったら、目につくところに『ファイアボール・ブルース2』があったので、行きの電車の中でそちらから読み始めた。

ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)

ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)

”強い女”を描かせたら、桐野夏生さんは天下一品だ! でも、この終わり方だと、もうこのシリーズはこれで打ち止めなんだろうな・・・という感じ。火渡抄子の今後をもっと読んでみたい気もするのだけれど、それは叶えられない願いなのだろうか?
で、詠み終えてしまったので、『重箱の隅』の続き。『サイカクがやって来た』に比べると、志ん生師匠が登場しないなと思っていたら、最後にやっぱり出て来ました! 山藤さんは、やっぱり志ん生師匠が好きなんだなぁ・・・。