『円生の録音室』

京須偕充さんの『落語名人会 夢の勢揃い (文春新書)』を読んで、ああ、アレを読まなくちゃ!と思い立ったのが、同じ京須さんの『円生の録音室 (中公文庫)』。さて、どこに積んだやら、と思っていたら、なんのことはない、落語・歌舞伎関係の文庫本棚にちゃんと挿さっていた(汗)。で、本日より読み始める。冒頭は、やはり結果的に「円生百席」となって実を結ぶ落語レコード録音のお願いに円生師匠宅をたずねた日のこと。遅咲きの櫻が満開という春の日に、というまるでお芝居のような背景が、この録音成功をすでに祝っているようだなぁと、ワクワク。
京須さんがこれまでに見聞きしてきたさまざまな落語のこと、お芝居のこと、などもっともっと伺いたいものである。どこかで、連載しませんか〜?

円生の録音室 (中公文庫)

円生の録音室 (中公文庫)