志の輔らくご in PARCO 其の参@パルコ劇場

いやはや、三席目、そう来ましたか!のネタで、びっくり(演目は、其の参の最終公演が終わったら、書き込みます)。さらに其の四では、もっと凄い事を考えているらしい。
今日は、お社の日だったそうで、たすけさんや京須さん、高田文夫さん、松村くん、江川卓などの方々のお姿が。たすけさんの横に並んで座っていらしたのは、明らかに各新聞社の文化部の方ですな。

  • 「踊るファックス」
  • 「メルシーひなまつり」

仲入り

  • 「江戸の夢」

「メルシーひなまつり」は、初演の時もヤラれてしまったのだけれど、今日も、ストーリーを全部覚えていたのにもかかわらず、やっぱりラストのところでヤラれましたよ。初演の時と同じように、サプライズ落げがあって、わかっているのに、ヤラれるというのは、なんか悔しい(笑)。「メルシーひなまつり」は、多分PARCOじゃないと、あの演出では見られないので、もう一度見たいな〜と思っていたのだけれど、念願かなって、満足。
「踊るファックス」は、どこで聴いたのか思い出せないけど、ウーン、これもね、なんかありそうでなさそうで、なさそうでありそうな、絶妙のさじ加減のお話。
しかし、これを1ヶ月24公演やるっていうのは、ほんとスゴいよなぁ・・・。本当は、全部同じネタでやればいいのはわかっているのに、やらない理由を述べておられたが、なるほどね。でも、志の輔師自身は、体力的にもすごく大変だと思うけれど、興行的にはこれって、作戦勝ちでしょう。結局、わたしはチケット争奪戦にいまいち参戦しそこなって、今日が最初で最後だけど、志の輔ファンだったら、少なくともそれぞれのプログラムを1回は見たくなるもの。
ちなみに、今年のグッズの手拭いとタオルを買いましたよ。もちろん、パンフレットもね。で、ガラガラを回したけど、全部赤玉だった・・・。すっかり志の輔師の術中にはまってしまった・・・(笑)。
それにしても、客層が違うよなぁ。談志師匠や談春師匠の客層は、寄席系の噺家さんの客層と違うよなぁといつも思うけど、それともまた、全然違う。たしかに「志の輔らくご」ってあるんだなぁということを、確認した。
<追記>
わたしの説明不足のため、コメント欄に三席目の演目をご指摘いただいております。まだ、ご覧になっていなくて、演目をお楽しみのままの方がいいな、と思っていらっしゃる方は、コメント欄はご覧にならないでください。
<追記 その2>
そうなんです。三席目は、圓生師匠のために宇野信夫が書いた「江戸の夢」だった。先日、ちょうど京須偕充さんの『円生の録音室 (中公文庫)』を読んで、聴いてみたいなぁと思ったネタだったので、あまりのタイミングの良さにびっくり。しかも、「志の輔らくご」で聴けるとは! 1月26日号の「週刊文春」で京須さんの「この人の1週間」に「志の輔からあるネタについて相談を受ける」とあったのは、このこと。今、このネタを演るのは、三遊亭でも限られた人だけなのだそうだ。多分、圓窓師匠あたりでしょうな。
このネタ、談春師でも聴いてみたいなぁ。ダメですかねぇ?(って、こんなところで言ってもムダなんだけど 笑)
さて、今日から始まる其の四で、志の輔師匠ご自身が「自分でも、バカじゃないだろうかと思うこと」とおっしゃったネタって、なんなんでしょう。PARCOだけになんかとんでもなく素敵なものが待っている気がするのだけれど、チケットがない・・・。ああ、なんで23日のチケットが先行で当たってしまったんだ! 24日だったら、なんの問題もなかったのに・・・。毎朝、キャンセル待ち電話をしてみますかねぇ。