『池波正太郎劇場』と『顔のない裸体たち』
『池波正太郎劇場』は、もう本当に残りちょっとというところだったので、帰宅途中に読み終えてしまい、今日買ったばかりの『顔のない裸体たち』を続いて読む。
近年起きた事件を、平野啓一郎が読み解いたもの。平野啓一郎という作家自体、読んだことがなかったので、文体に馴れるまで、ちょっと戸惑いを感じた。
それにしても、こんな事件があったこと自体、まったく覚えていなくて、あまりにも漫画チックな事件であった事に、びっくり。たまたま、女性の方が教師という職業に就いていたことから、当時、センセーショナルに扱われたんだろうな、ということは想像に難くないけれど。
- 作者: 重金敦之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/04/15
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (10件) を見る