『深川黄表紙掛取り帖』

紀文が登場して、びっくり! 先日読んだ『紀文大尽舞』の紀文よりは、20歳近く若い頃の紀文なのだけれど。こういう思っても見ない偶然って、あるんだなぁ・・・。ついでに、来月の出囃子当番で、「紀文大尽」を弾くことになっていて、これまたシンクロ。
請け負い仕事をする四人組と蔵秀のお父さんが、それぞれいいキャラクターで、まぁ、最後に柳澤吉保まで出て来ちゃうのは、ちょっとどうなんだろう?という気がしないでもないけれど、なかなか面白かった。

深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)

深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)