花形演芸会

半ば確信犯的に遅刻。ということで、開口一番は?であります。そして、後の予定があって、番組が押していたので、花緑師匠はパス。

  • わか馬「鷺とり」
  • れ紋 曲独楽
  • U字工事 漫才
  • 菊之丞「素人鰻」

仲入り

まず、言いたいのは、仲入り後クイツキが武春さんで、その次がうちの師匠って、どういう神経で番組作ってんの???ってこと。芸風は違うけど、三味線の演芸を2本並べるって、なーんにも考えてないってことでしょう? 先日の定席でも思ったけど、国立の番組を編成しているお役人?の頭の中を、見てみたいざんす!
それに、前半もれ紋さんとU字工事さんが続くって、これもバランス悪いでしょう??? なぜ、色物が4本も入ってるんでしょうか? 噺家さんが空いてなかったから??? たしかに「演芸会」ではあるけれど、それにしても・・・。
わか馬さんの落語、たいへん久しぶりに伺ったが、「鷺とり」面白かった! 前はわりと、大人しい人なのかな?という感じであったが、ちょっととぼけた味があって、いい感じになってきたんじゃないだろうか?
U字工事さんは、わたしはあーいうバっちいネタは嫌いなので、バツ。人を笑わせるためなら、なんでもいいってもんじゃないと思うけどな・・・。っていいうか、わたしは教習所ネタの最後のところでは、笑えなかったよ。
武春さん。ウーン、この前、ヤマハホールで聞いた時にも思ったことだけど、三味線でこの芸をやる意味が、わたしには感じられなかった。べつに、ぜんぶ、打ち込んでおいて、武春さんは唄って、語ればいいじゃん!と。テクニックがあるのは認めるけど、三味線でわざわざやることないんじゃない、と。
師匠は、さすがにやり難そうに登場したが、よいお客様のおかげで、楽しそうであった。久しぶりに「焼き鳥屋」を聞いたなぁ・・・。