『うつくしく、やさしく、おろかなり』

杉浦日向子さんの、単行本未収録エッセイや講演などをまとめた本が、1周忌に合わせて、ゆかりの筑摩書房から。あとがきは、松田哲夫さん。とはいえ、まだ松田さんのあとがきは読んでいないのだけれど・・・。
自在に江戸へでかけ、江戸を楽しんでいらしたんだなぁというのが、伝わって来る文章ばかり。なんとなく、今まで江戸の戯作なんかの原文を読むのを敬遠していた部分があるのだけれど、杉浦さんのエッセイを読んでいると、読んでみたくなってくる。
あと、「半七捕物帳」もね。

↓こちらも、1周忌に合わせて出版された、最後のエッセイ集らしい。
杉浦日向子の食・道・楽

杉浦日向子の食・道・楽