『いしいしんじのごはん日記』

いやはや、なんとも刺激的な1冊であった。いや、いしいしんじさん自身が書いていることは、とっても穏やかで日々の生活の一コマを切り取っているって感じなんだけれど、美味しそうなお魚のこと、楽しそうなご近所付き合い、面白そうなお茶のお稽古、などなどが、読んでいて、心にズンズン響いて来る感じとでもいえばいいのだろうか? 実家からの帰りに、思わず成城石井に寄って、梅干しと納豆を買ってしまった・・・(笑)。切らしたポン酢を買うだけのつもりだったのに・・・。お米ってあったけかなぁ?と思いつつ、瓶入りミネラルウォーターも買っちゃったので、重くて持てないから、お米はパス。ゆる〜い自炊復活の予感もありつつ、その前に、台所を片付けないとねという課題が・・・(折り畳めるテーブルを畳んだまま、置き場所に困って、台所にドンと置いているうちに、他のものもたまってしまったもんで)。
あんな美味しそうなお魚は、手に入るはずもないけど、なんかごはんとみそ汁っていう食生活、やっぱりいいなぁなんて思ってしまったのであった。
考えてみたら、このところ、美味しいものが出て来る本を立て続けに読んだからなぁ・・・。

いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

ごくらくちんみ (新潮文庫)

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