お手入れだけのつもりが・・・

夏帯で、問題アリの子を二人連れて、壱の蔵さんへ。一人は前帯の裏側に穴が・・・。買ったときからわかっていた穴で、シーズンが終わったら、穴をふさいでおく?ということになっておりました。もう一人は、だいぶ前に買った、絽の染め名古屋帯。茄子紺地に露芝柄ですが、地の色のためか、端の色が抜けてきたのと、ちょっと短いかなぁ・・・ということで、どうにかなるかどうか、お見立てをお願いしようということで、持参。
結局、穴空き紗の名古屋帯は、このまま行ける所まで行ってみる?ということになり、茄子紺の方を、洗い張りして仕立て直すことに。若干、幅が狭くなりそうですが、色が抜けちゃったところを隠して、裏に回っている残りの記事を表に出すことで、長さを確保しようということに。
それだけで帰るはずが、セール品がワゴンなどに出ていて、壁にかけてあった観世水柄の帯に目が・・・。壁から外していただくと、なんと諭吉さんでお釣りが来ちゃうということが! 丸帯ですが、いい具合に芯もこなれていて、あまりゴワゴワ感がないのと、手持ちのきものたちに合わせやすそうということで、連れて帰ることに・・・。
こうやって、モノが増えていくんですよねぇ・・・。