若手能@国立能楽堂

若手能楽師の日ごろの研鑽を発表する場だそうで、もう15年以上も続いている会だそうです。
浅見慈一さんの「松風」に、亀井忠雄先生が出勤されるので、チケットをとったのですが、気がつくと、銕仙会関係の方の尾舞台を拝見する率が、非常に高いです・・・。
わりと、囃子方のメンバーで見るものを決めているはずなんですけどね。
亀井先生と地謡以外は、ほんとに若手の方ばっかりでした。中では、小鼓の鳥山さんに注目しました。鼓の音が、わたくしの好きなタイプだったのですね。お流儀などの紹介がなかったのですが、なんとなく「大倉流?」という気が・・・。
お笛の杉さんは、市和さんのご子息さんでしょうかね???まだ20代とお見受けしましたが・・・。
「松風」自体、2度目なのですが、今回特に印象的だったのが、業平の形見を抱いた松風が狂う前に、村雨が止めに行くところ。すごく緊迫感がありました。お謡も綺麗だったし、よくわからないなりに、楽しませていただきました。

観世流二十五世宗家観世元正監修 観世流謡曲名曲撰(9)松風

観世流二十五世宗家観世元正監修 観世流謡曲名曲撰(9)松風