下北沢演芸祭「立川談春独演会」@本多劇場

去年は「劇」小劇場だったので、チケットをとるどころの騒ぎではなく、断念。今年は、本多劇場ということもあって、がんばってチケット取りました!
最初にプロデューサーの昇太師匠と二人で登場、高座に仲良く並んで、対談という名の雑談?を(笑)。結構、危険な発言もありつつ・・・。
そして、談春師のリクエストでリレー落語を!というので、昇太師匠とリレーできる噺って何???と思ったら、なんと搦め手から来ましたね。「力士の春」と「噺家の春」ですよ・・・。単独では、どちらも聞いたことありますが、続けて聞くと、おかしさ倍増、いや三乗ぐらいな感じがしますね(爆)。「噺家の春」は、でいんじゃらすなムードがかなりアップしておりました。
仲後は、何を???と思ったら、「飲む打つ買う」のうち、「買う」は男はみんな好きなんですね、というマクラ。でも金と暇がないとなかなか「買う」はできないということで、若旦那が・・・。「木乃伊取り」でした。何度か聞いている「木乃伊取り」ですが、今回はまた、かなりバージョンアップしていたような。清蔵が、若旦那を説得するあたりからが特に。酒を飲むシーンに新工風。唄を歌えといわれたあたりでは、思わず「棒鱈」を思い出しました。
談春師の田舎モノキャラは、相変わらずスゴイです! 笑えます。この辺もうちょっと刈り込んだほうがいいかなぁ?という気もしなくもないですが、これが談春師らしいといえばらしいのですけどね。
久しぶりで、談春師の爆笑噺を堪能いたしました。