『吉原手引草』

なぁ〜るほど!そういうことだったんだ!!と、最後の最後にすべての絵解きが。うーん、ここまでネタを割らずに、読者の興味を引っ張るというのは、すばらしいことだと思う。もちろん、徐々に事件?の様子や葛城という花魁の部分部分は見えてくるのだけれど、最後の最後まで全貌は見えて来ない。そして、「あ、これはあの作品と通じる仕掛けがあったのか!」ということも。
いやはや、すっかり松井さんにヤラれた感じ。それも、気分よく「ヤラレタ!!」と言えるような。

吉原手引草

吉原手引草