平成中村座「仮名手本忠臣蔵」Aプロ・Bプロ@平成中村座

通しで、「忠臣蔵」を見た。Aプロが大序・三段目・四段目、Bプロは五段目・六段目・七段目・十一段目。
全体を通して、勘太郎くんがいいなと思った。若狭之助、勘平(四段目)は若手花形の役所といえばそうだけれど、華と同時に腕がないとツラい役なのだけれど、かなりいい出来だと思う。
仁左衛門さん、さすが! 貫禄と情、知略を併せ持ったすてきな由良助さんだった。勘三郎さんの判官もよかった。
Aプロは、初体験の桜席。幕が開く前の準備の様子とか、大道具さんの裏での動きとか、結構ザックバランに見せてくれるんだなぁ、と妙に感動。初めての演目は、ちゃんと正面から芝居を見た方がいいと思うが、何度か見たことのあるものだったら、こういう角度から見るのも楽しい。
Aプロのときに買った筋書きをなくしてしまい、1800円もするのに、もう1回買うハメに・・・。いやはや、不注意であったことよのぉ。中村屋オリジナルのエコバッグなんて、ついつい買っちまったよ・・・。