金木犀

帰りに買い物をして、大坊珈琲で一休み。家に向かって、表通りから1本入った路地を歩いていたら、金木犀の香りが・・・。今年もそんな季節になったのか。おととい、実家に行ったときはまだ、咲いていなかったんだけどなぁ。
この花の香りは昔から好きだったのだけれど、ここ数年は、父のことを思い出す。ちょうど父が急逝して、慌ただしく葬儀の準備をしていた時、実家の庭の金木犀の香りが、ちょっとした心休めになってくれたので。
父の命日を忘れることはないのだけれど、日付よりも、この花の香りの方が、より思い出すきっかけを与えてくれているような気がする。