落語研究会@国立劇場小劇場

2009年度第1回の研究会。歌彦改め歌奴、市馬、さん喬、扇遊という豪華な顔付けで、どの噺も愉しく聞く。市馬師匠「茗荷宿」のマクラで、茗荷の意味と、なぜ茗荷を食べ過ぎると物忘れすると言われているのかという謂れを初めて知った。なるほど、そういうことなのねぇ〜。市馬師匠、さん喬師匠の「睨み返し」や扇遊師匠の「人形買い」を聞いていて、「そうか、落語っていくつかの噺の展開のパターンを組み合わせているけど、それを単なるパターンの組み合わせじゃなくって、その噺ならではにするのは、それぞれの噺家さんの個性と腕なのねぇ〜」ということに、気づく。
「人形買い」は落げまで聞いたのは多分、初めて。扇橋おじいちゃんの十八番だそうだけれど、そういえば、聞いたことないかも・・・。今でも時々は高座にかけていらっしゃるのかしら??? 聞いてみたいなぁ。
歌奴さん、真打に昇進してまた一回り大きくなった??? 明るい芸風と声の良さにますます磨きがかかってきたような気がする。
ああ、やっぱり落語も時には聴きにいきたいやねぇ・・・。