あれとこれとそれがつながる・・・

このところ、家では坂崎重盛さんの『東京読書』を読み、外では鏑木清方の『こしかたの記』を読み、先日読み終わった種村季弘さんの『雨の日はソファで散歩』のノート取りをする、という日々。するとまぁ、最近読んだ本の中に出てきたあれこれがつながるつながる。
種村さんの本に出てきた銀座の居酒屋が清方の随筆にも登場したり、千之丞さんの本に出てきた「お鳥目」の由来が種村さんの本にも出てきたり・・・。
ノートに書き写す、なんだか徒労にも思える行為だけれど、書き写すことで自分の頭の中が整理されていくものなんだなぁ、というのが、ここ半月あまり、ノート取りをやってみた実感。問題は、ノートの日付をどうするか、という点にある。でも、読了した日とノートを取った日を併記すれば、この問題もだいたいは片付きそうだ。
あとは、ポイントとなる点を、ネットにも書き込んでおくこと。これで検索かければ、結構、ちゃんと機能してくれそうだ。めんどくさいけど、続けて行こう!と思うのだが・・・。

東京読書―少々造園的心情による

東京読書―少々造園的心情による

雨の日はソファで散歩

雨の日はソファで散歩

こしかたの記 (中公文庫)

こしかたの記 (中公文庫)

狂言じゃ、狂言じゃ! (文春文庫)

狂言じゃ、狂言じゃ! (文春文庫)