『iPhone情報整理術』

今までに見かけたiPhone本にくらべると、基本的な操作方法などは思い切ってカットされていて、そこから先、iPhoneをどう使いこなすのか、というのに絞った内容。たしかに、ここまで徹底的にやれば、紙モノが減らせるだろうなぁとは思うけど、本を裁断してスキャンしたデータを保存して、本は捨てる、というやり方とか、なんでもiPhoneでメモっておけ!的な部分は、個人的にはできないな。
本は本として持っていたいし、自分の用が済んでもそれを必要としている人がいるなら、また、次の人に手渡したいというのが、わたしの本というメディアへの想いだから。そして、手で書くことの重要性、というのを痛感しているし。やはり、デジタルデータをコピペして蓄積しても、便利ではあっても覚えていられないことが多いし、本当に自分の糧にしたいことは、手で書かないと覚えられない、というのが持論だから。
とはいえ、もともとがデジタルデータとして入手したものの管理方法とか、覚える必要はないけれど捨てられない情報、というのを管理するための方法としては、なるほど!と思ったこともいろいろあった。
まぁ、誰かがいいといったことをまるまる試してみるのもいいけど、その人にあった方法というのはあるわけで、すでに「これは崩せない」というものがある場合は、それ以外の部分で取り入れられるところを取り入れていけばいいんでないの?というのが、最近、感じていること。

iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)

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