『日々、きものに割烹着』

まずは、表紙の麗しい女性の2ショット写真に、ハートを鷲掴みにされる(笑)。こんな風に時を重ねて、きものを着て行けたらいいなぁ。
ここ数年の間に夜に送り出されたきもの本というと、たいていがハレのきもの(一見、普段のきものかと思っても、本当の意味での普段着ではなかったりすることが圧倒的に多い)についての本だけれど、ここに出てくるきものの話しは、日々の暮しによりそうきもの。まさに割烹着が、それも真っ白な割烹着が似合う人たちのお話。
ハレのきものも、もちろん楽しいのだけれど、そろそろきもの暮しをしたいなぁと思う身には、木綿やウール、紬の絣や縞のきものに、白い割烹着っていうのがやっぱり目標となる。そもそも、華やかな訪問着を着るような機会は、日常のくらしの中では、そうそうないしね。木綿やウールだったら、汚れてしまっても、自分で気軽に洗うことができそうだし…。
と、何度目かの「きもの暮し」妄想の芽がムクムクと芽生えてきたのであった(笑)。

日々、きものに割烹着

日々、きものに割烹着