田中社中と壱くんに会いに行ってきた、という感じの演舞場夜の部2回

はっきりしない空模様なので、雨傘を持って家を出る。
ちょっと早めに出たので、松坂屋の地下の無印良品を見てみるが、セールが始まってだいぶ時間が経っているせいか、これが欲しい!と思っていたものは、すでに売り切れた模様で、ホットするw。
演舞場に行く前に、ちょっとお茶をしていると、雨がパラつきだした。日傘で対応している人、傘なしで足早に歩いて行く人などをぼーっと眺める。
昼の部に比べると、連休最終日ということもあってか、客席に若干、空きがあったような…。番組としては、昼より夜の部の方が好みなんだけどなぁ。
「寿曽我対面」は、前回観ている途中で「あ。これってあれか!」と思い出したのだった。最後のだんまりがねぇ…。暗闇で、っていうのが感じられないんだよねぇ。梅丸ちゃんは、そろそろ声変わりかな?ちょっと苦しそうだった。
「鏡獅子」。いやはや、今回の田中社中はほぼベストメンバーなので、すばらしい! 傳次郎さんの太鼓も、久しぶりに傳次郎さんらしい太鼓っていう気がする。家元は相変わらず、鼓が鳴りまくってるし。そして、大鼓が傅八郎さんなのが、とても嬉しい。獅子モノみたいな囃子の時は、この方の大鼓だと、演奏がピシっとするんだよなぁ。
海老蔵さんの前シテ、前回見たときより、ずいぶんよくなったなぁ。まだ、何か所か「あれ?」というところはあるのだけれど。まぁ、勘三郎さんと比較するのは、間違いだというのはわかっているが。後はまぁ、毛を振る振る。最後はちょっと首で振ってるようにも見えるのだけど…。
「江戸の夕映え」。今回はひたすら壱くんを待っていた感じで、見ていたw。綺麗だしお行儀もいいし、芯の強さが伝わってきた。やっぱりいいわ、壱くん。