東京バンドワゴンを読んで勇気をもらった

大好きなシリーズ「東京バンドワゴン」。やっと、文庫化最新作のマイ・ブルー・ヘブンを読めた。読み始めると、もったいないと思いながらも、あっという間によんでしまうのだけれど。
今回は、いつも天の声として、みんなを見守っているサチさんが、なぜお嫁にくることになったのか、を解き明かす物語。
それはそれは波乱万丈の末であったのだ。
終戦直後の混乱の中で、これはもう、運命としか言いようのないあんなこと、こんなことがあって、サチさんは堀田家にやってきたのだ。
これは、明らかにあの人だよね、という歴史上の人物もちょっと登場したりして、現代史をもっとはんと勉強しとけばよかったなぁ。
そして、3月11日以降の、現在の状況に通じるところがあって、勇気をもらった。
小路さん、ありがとうございます!