一朝さんの「淀五郎」
落語研究会。初登場・遊馬さんの「佐野山」は下座入り。芸協にもこういうタイプの噺家さんがいらっしゃるのか。声もいいし、基本的には好きなタイプの噺家さんだな。
仲入りの喜多八殿下の「死神」、ヒザの白酒さんの「お化け長屋」も面白かったけれど、今日はなんといっても、一朝さんの「淀五郎」。
芝居噺になると、どうもオーバーアクションで演じる方が多いなか、一朝さんはそういうことはいっさいなさらず、でも、芝居の情景が浮かんでくる。やはり、芝居の空気を肌で感じた方は、違うな…。
落語研究会で、もっといろんな噺を聞いてみたいと思う噺家さんの一人だ。
喜多八殿下の「死神」は、後半の死神さんの脅しが、ドスが効いた声でぴったり。「乳房榎」の下はいつかやってくださるのだろうか?
- アーティスト: 三遊亭円生
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1997/12/21
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- アーティスト: 柳家小三治
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1996/08/21
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (10件) を見る