新しい「何か」を見つける楽しさを思い出させてもらった

6時すぎに起床。読書タイム。ついに

能楽研究講義録―六十年の足跡を顧みつつ

能楽研究講義録―六十年の足跡を顧みつつ

読了。研究って、楽しいんだなぁ〜というのが伝わってくる。もちろん、地道な努力の積み重ねがあっての楽しさだとはわかるんだけど。新しい「何か」を見つけることは、楽しいよな。まぁ、研究で生計を立てるっていうのは、そんなに甘いことじゃない、というのもわかるし、表さんみたいな人はご本人もおっしゃるように「運がいい」のだろうということも想像できる。こんなに次から次へと、ある分野における大発見ができる人は、そうそういないわな…。でも、その「運」をつかんでモノにするだけの積み重ねもがあってのこと。つまりは「運も実力のうち」ということだな。何かを「見つける」ことは、ことの大小を問わず、ワクワクしたりドキドキしたり、楽しいよね、ということを思い出させてくれた一冊。
あ、もちろんお能についてのあれこれで、へぇ〜とかそうだったんだ!ということがいっぱいあったんだけど、そういうひとつひとつのことはひとまず置いといて(ヲイヲイ)、この本を読んでよかった!という第一が「何かを見つけることは楽しい」だったわけで。内容については、また追々w。