日生とお稽古
なぜか4時前に目が覚める。衛星劇場で録画してあった吉右衛門さんの「釣女」を見ていたら、途中で切れていた…。
それから読書タイム。が、いつの間にか二度寝で、目が覚めたら8時前だ。お弁当は昼に予定があるので、パスだから、いいようなものだけれど。天気がイマイチ読めないので、洗濯を少しだけ。
昼すぎ。コンビニで調達したおむすびを持って、日生劇場へ。3等席がゲットできたので、昼休みに玉三郎舞踊特別公演を見て来ようという計画。平日昼間なのに、日生がほぼ一杯、しかもほとんど女性。壮観だ。
最初は「傾城」。といっても、長唄の「傾城」ではなくて、吉原の花魁の四季を見せるように、いろんな曲を再構成している。衣裳も道具も短い時間の中で変えて、花魁道中と部屋の場面を見せるというのは、よく考えられた演出だなぁ。
休憩をはさんで、「藤娘」。前に歌舞伎座で踊った時とは演出をだいぶ変えている。まさに玉三郎ワールド全開。ファンはたまらないんだろうな、と思いながらも、なんとなくノレない。まぁ、家元のポポポポポポポ ポンが聞けたからいいか。ここで時間切れとなり、赤坂へ戻る。
夜は、今月最後のお囃子の稽古に伺う。一昨日ぐらいから湿気が多くて、鼓の音がだいぶメってると師匠がおっしゃっていたが、録音を聞いてみたら、たしかに。もちろん、師匠が打った音はちゃんとしている。
今年に入ってからお稽古していただいた他の曲にくらべて、予想を裏切られる手組が多いなぁ、「正札附」。チラシの前までで今月のお稽古は終了。
来月の師匠の大まかなご予定などを確認しつつ、あれこれお話。芸術祭シーズンなので、師匠もお忙しそう。
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