マンボウ先生の訃報と「鵜飼」

7時起床。久しぶりに朝から秋晴れなので、洗濯開始! 冷たい風がピューピューと吹いている。夜帰宅してニュースを見たら、なんともう凩一号ですか!? つい数日前に29度とかいっていたのが嘘のよう。今年は本当に気候が変だ。
朝、北杜夫さんの訃報が…。
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20111026-OYT1T00246.htm?from=popin
北杜夫さんといえば、やはりマンボウ・シリーズと『楡家の人々』。中学生ぐらいからはまって、トオマス・マンまで読んだなぁ。

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)

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楡家の人びと (上巻) (新潮文庫)

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ご冥福をお祈り致します。
昼は、職場のグルメな方々に便乗して、「松茸ご飯食べ放題」の松葉屋でランチ。いつの間にか店の内部がすっかり変わっていて、びっくり。1階は佃煮などの売り場で2階がお食事どころだったのが、1階に集約されていた。こういうご時世だから、佃煮などはデパ地下で売れば良し、ということか? 心置きなく松茸ご飯をいただき、立派な西京焼も美味しかった。イマイチ接客に馴れてない感じのホール係の皆さん、がんばってください。
夜は、安藤さんの「鵜飼」青山能に滑り込みセーフ。その前に石田さんの「樋の酒」。石田さんの太郎が碇の肩衣に帆掛け船の扇、高野さんの次郎は鬼の肩衣に青い葉っぱ?の扇。高野さんの肩衣が可愛かった。
「鵜飼」は後が小ベシ見の地獄の鬼さんなのか〜。金キラ金に装って出てきた鬼さんも、意外にかわいくて、お坊さんにお宿をかした功徳で、めでたく成仏。あっさりあの世へお帰りになるのね。終演後の講座で西村さんが「僧侶はたぶん日蓮なので、成仏させないわけにもいかなかったのではないか?」という意味のお話をされて、なるほどと。
見所はちょっと暑いぐらいだったが、外に出ると寒い風がピューッと吹いて、ぼちぼち薄いダウンのブルゾン着てもいいですか?と自分会議開催。