雨が降ったり止んだり。寅さんの’おばちゃん'三崎千恵子さんの訃報が。寅さんの関係者の皆さんも、旅立ってしまった方がずいぶん増えたなぁ。
朝からくしゃみ連発が止まらず、ドーピング。案の定、午後、睡魔がやってきた。
午後3時過ぎぐらいに地震。久々に、免震ビルの気持ち悪い揺れを体感した。
やっと

和本のすすめ――江戸を読み解くために (岩波新書)

和本のすすめ――江戸を読み解くために (岩波新書)

を夕方、読了。
和本のことはもちろんだが、ずいぶん格言とか語源をしらなかった言葉について、知ることができたなぁ。「あらあらかしこ」なんて、粗粗からきてたなんて、知らなかったよ、ほんとに。
あと、最後の章で海外の和本収集状況が紹介されていたけど、韓国にそんな立派なコレクションがあったとはね…。台湾とともに、旧帝国大学図書館の蔵書がそのまま残っているのだそうだ。特に、韓国は、気候のせいか、虫喰いもなく大変綺麗な状態で保存されているそうだ。そこのコレクションを集めたのが、狂言師出身の佐野平六という人だそうで、ちょっと面白そう。
ボストン美術館やベルリン、ロンドンなどにも浮世絵のコレクションとともに、結構な和本が収蔵されているそうで、中には劇書もあるそうだ。
残念だったのは、その劇書について、触れられていなかったこと。せめて、とっかかりになるような研究書についてぐらいは書いておいていただきたかったなぁ。
なにはともあれ、くずし字を読めるように勉強してみようという気になったのが、最大の収穫だな。
まずは、セミナーに参加してもらった文楽の床本を。