天気予報どおり、午後から雨が降り始め夜にはかなり激しい降りに。
昼食を食べながら

日無坂 (新潮文庫)

日無坂 (新潮文庫)

読了。
安住洋子さんは、まったくノーマークの作家さんで、たまたまネットでどなたかのレビューを拝見して読んでみたのだが、美しい言葉使いと文体がいいし、構成が緻密で、これからも読みたいなと思わされる作家さん。こういうことがあるから、ついネットを徘徊しては読みたい本が増えていくのよね…。
安住さんの作品には必ず顔を出す友五郎親分の存在が、いいんだよな。
最後の最後でほんの少しだけ、明かりが見えてほっとした。
帰宅して、次のお能のお稽古曲を予想。仕舞は「田村」「東北」「竹生島」「菊慈童」「富士太鼓」がまだ残っている。「菊慈童」と「富士太鼓」は長いので、「田村」「東北」「竹生島」のどれかがいいな…。謡の方は、他の人がお稽古していた「船弁慶」をお願いしようっと。