冷えとりを続けていく上で、ご法度なものは、いろいろある。食べるものについては、先日UPしたエントリーで触れたが、口に入るものとしては、ほかに薬がある。
・薬は使わない
冷えとり健康法では、自然の治癒力を引き出すために、薬は使わないことを薦めている。風邪をひいても、お腹を壊しても、体を温め安静にして、風邪のウィルスを体の外に追い出して、体調を戻す。
体内の悪いモノを体の外に出すこと、体の中に悪いモノをいれないこと、が、冷えとりの根幹だ。その「悪いモノ」の中にケミカルな物質である薬も入る、ということなんだろうと理解している。
実際、風邪も、「風邪をひいたかな?と思った時に、長めに半身浴をして、布団に入って休めば、熱が出たり咳がひどくなったり、という症状まで進まないで済んでいる。
花粉症も、以前は飲み薬+点鼻薬で対処していたが、ここ3年ほどは、飲み薬は飲まないようにして、とても辛い鼻水の時だけは、点鼻薬を使う程度で乗り切っている。本当は、点鼻薬も使っちゃよくないんだよな、とはわかっているが、外出先などでひどく鼻水が出ると周囲に迷惑をかけるので、ここは必要悪と割りきっている。
お腹に関しては、調子が悪くなる前に、NGのものを食べたり飲んだりするかどうか、口に入れる前に一旦立ち止まって考えるようになったので、以前ほどの絶不調には陥らなくなっているようだ。とはいえ、外出先でちょっと不安だ…という状況になったら、薬を飲んでしまうこともあるのだが。

また、冷えとりをつづけていると、「めんげん」という、体内の悪いモノ(これを冷えとりしている人の間では、毒と呼ぶことが多い)が一気に外にでるため、病気になったか?!というような不調に見舞われることがあるそうだ。だいたいが、季節の変わり目らしい。
そうだ、らしい、というのは、わたしはまだ、そこまでの「めんげん」を体験していない(らしい)から。冷えとりを始めてから、過去に体験した絶不調が、もしかしたら「めんげん」なのかもしれないが、正直、よくわからない。
ということは、まだまだ体の中に”毒”が一杯たまっているということなのか、意外に”毒”が少ないということなのか? いつかひどい「めんげん」がやってくるかもしれないが、来ないかもしれない。まぁ、やって来たらその時はその時だ!と、割り切ることにした。
このへんが、ずぼらのメリットだろうか? (苦笑)
できることから、コツコツとやっていると、だんだん体も心も変わるんじゃないかな?
ということで
まず、本日はこれぎり!

とにかく、冷えとりをするなら、進藤先生の本を一度は読んでください