圓朝座＠全生庵

今日は圓朝忌。午前中、全生庵では法要が行われる。とはいえ、関係者オンリーなんだろうなぁと思い、お墓参りだけは行こうかな？と考えていたら、午後、全生庵の坐禅堂である圓朝座に正蔵さんが出演されるとのことなので、それを聞きに行くことにした。
千駄木の駅から全生庵に行く途中の大円寺には、大正年間に建てられたという鈴木春信の碑があって、そこにも立ち寄った。
全生庵の坐禅堂はエアコンが稼働していて、助かった。前説に出て来た馬桜さんによると、連絡ミス？で正蔵さんが尺を短くしなくちゃいけないのかと思い、カットしたバージョンでやることが昨日判明した、とか…。
その正蔵さんはネタ出しの通り「双蝶々」の湯島大根畑から定吉殺し。馬桜さんにお稽古してもらったそうで、ネタ帳を見てみたら、8年ぶりの口演だそう。25分ぐらいにカットしているので、トントンと噺は運ぶけれど、もうちょっと引っかかるところがないと、圓朝モノにはならないよなぁ…。9月の国立演芸場の「正蔵　正蔵を語る」でこのネタをかけることになっているので、それに期待しよう。