2003-07-03から1日間の記事一覧
この小説でもう一つ強く印象に残るところとしては、関東大震災に遭ったるつ子とおばあさんが、その天災をなんとか切り抜けた後に、命長らえた者としての切り抜け方にあると思う。幸田文の筆は、ある意味淡々とした味わいに終始しているのだが、この未曾有の…
幸田文のお嬢さんである青木玉さんの『幸田文の箪笥の引き出し』(新潮文庫)を読んで、幸田文の着物の好みや接し方を知ったことで、きものへの興味が深まった。その”箪笥の引き出し”の持ち主が書いた『きもの』(新潮文庫)というタイトルの小説とは、どん…
『鏑木清方随筆集』(岩波文庫)*1読了。芝居の話、きもののこと、花鳥風月について、その着眼点はもちろんだが、文章のうまさ、味わいが素晴らしい。 *1:『鏑木清方随筆集』ISBN:40033111613
早く帰る予定が、一つ今日中に片付けなければならない仕事をすっかり失念していて、そうこうするうちに、もう一つ仕事が降って来て、結局10時半過ぎまでかかってしまった。 なんだかなあ。
市川猿之助さんの稽古場という噂がある、「うま屋」でランチをいただく。牛タン麦飯。とにかく、お店の雰囲気とつくりが素敵!夜はお高いんだろうなあ。
昨日は、11時過ぎには家に帰っていたのに、それから日記を書いたり、読んだり、本を読んだりしていてちょっと遅くなり、寝坊だあ。若者にメールで、遅れる旨伝える。
幸田文のお嬢さんである青木玉さんの『幸田文の箪笥の引き出し』(新潮文庫)を読んで、幸田文の着物の好みや接し方を知ったことで、きものへの興味が深まった。その”箪笥の引き出し”の持ち主が書いた『きもの』(新潮文庫)というタイトルの小説とは、どん…
この小説でもう一つ強く印象に残るところとしては、関東大震災に遭ったるつ子とおばあさんが、その天災をなんとか切り抜けた後に、命長らえた者としての切り抜け方にあると思う。幸田文の筆は、ある意味淡々とした味わいに終始しているのだが、この未曾有の…