『猿若の舞』

勘三郎襲名に因んだ出版物は、何種類か出ていますが、これは東郷隆さんが初代勘三郎を描いた、時代小説とのこと。この作品がらみで、小説新潮にお二人の対談が掲載されているようです。

猿若の舞 初代勘三郎

猿若の舞 初代勘三郎

勘三郎さんの手

東京三菱銀行のCMを見ていて、思い出した。昨日の「盛綱陣屋」を見ながら、思わず、その手先に目が吸い寄せられたのだった。美しいというだけじゃなく、指先まで神経が行き届いていて、それが自然で、「いい役者さんの手って、こういうものなんだな」と改めて思ったのだった。

一気に半分以上

所用で職場に行ったあと、ブックオフへ。単行本2冊で1,000円セールを今日もやっていた。週末恒例なのだろうか? 野々上慶一さんの本とか、談四楼さんの小説とか、拾う。文庫本は105円の棚から、宇江佐真理さんや北原亜以子さんの未だ読んでいない本など。
で、帰りに近くのカフェで休憩かたがた、買ったばかりの中から『遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層』を読み始めると、これがグイグイと引き込まれ、半分以上を一気に読んだ。
鳥越俊太郎さんが、今は亡き「ザ・スクープ」でこの事件のことを追求していたので、ある程度事件の経過などは知っていたのだけれど、ここまでヒドイ事件だったとは・・・。改めて、マスコミ報道のいい加減さ、警察の捜査の杜撰さに愕然とする。とりあえず、実行犯逮捕のところまで読み終えたので、後ろ髪をひかれつつ帰宅。さて、続きを読みましょうか。

遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層

遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層

襲名記念ドラ焼きは・・・

昨年の海老蔵襲名のときも、同じお店が襲名記念ドラ焼きを、歌舞伎座限定で販売していた。今回も歌舞伎座限定で販売中。しかも、月替わりだそうで・・・。
今月は、イチゴドラ焼きということで、どんな風に入っているのかと思ったら、細かく刻んだものが餡の中に入っていましたよ。皮には、寿をデザインした”かんざぶろう”の焼き印も! 
先週、職場にお土産で買って来たら、足らなくて自分は食べられなかったので、今回はバラ売りも買いましたよ!
カゴ入りは、明日、師匠のおかあさんに、ご無沙汰のお詫びかたがたお持ちすることに。
来月は、どんなドラ焼きが登場するのか?

正蔵襲名記念特番

今日の午後、正蔵襲名記念特番をやっているのを、うっかりしていて、途中から見る。こぶ平最後の研鑽会は行きたかったなぁ・・・。うっかりしていると、最近、落語のチケットはほんと、買えないんですね・・・。
正蔵襲名も、結局、前売りは買い損なってしまったので、当日、立ち見覚悟で並ぶしかない、という状況。
それにしても、正蔵さんって、いつでも一生懸命だし、礼儀正しいし、奢ってないし、ほんとにいい人なんだなぁ。所さんがインタビューの中で「これからは、しょうがねえからバラエティーも出てやるよ!」という位のスタンスで、出て来てね!と言っていたのが印象的。
あとは、たけしさんが「かわいいじいちゃんの噺家になれれば、大名人になれるかも」と言っていたのも。ちなみに「談志さんは自分のスタイルを持っているし、ちゃんと昔の落語を伝えているんだけど、嫌われもんだろ? 可愛くないからね」と言っていたのは、笑えた。でもね、たけしさん、最近の談志師匠、結構かわいいと思いますよ、わたしは(生意気なことを書いて、すみません)。
ちなみに、去年は先行予約が外れた鶴瓶噺、今年は当たりましたよ! あと今年前半の山場は、談春さんの大独演会ですな。