やっぱり昔の空気が好き

sumus」に刺激されて、昔の中公文庫を求めて散歩に出かけた。はずだったのだが・・・。
最初はとにかく、久しぶりに行ってみようということで、青山学院の前の古本屋さん2軒を見る。
1軒目では、それなりに収穫ありで、2軒目へ。こちらは、詩歌が充実している古本屋さんなので「もしや久保田万太郎などあったらいいな・・・」と期待したのだが、残念ながら坊主だった。

そこから渋谷古書センターに行くつもりだったのだが、思わぬところで方向転換してしまって、古本を探す散歩は、昔きものを探す散歩に急遽変更となってしまった。
結局、手ごろな値段の袷と単の着物や帯などを買った後、外苑前のリブロに寄って昔きものについての本を2冊ほど購入。
もちろん和服の場合は新しく反物を選んで仕立ててとなるとウン十万単位のお金が必要なので、お値段の問題も大きいが、雑誌や明治・大正・昭和初期を舞台にした映画やドラマを見ていても、昔の和服の方が魅力的に見えるのは、やはりそういう時代の空気が好きなのだろうなと、納得した。