左團次さん

ふじたさんのページ*1が更新されていたので、さっそくお邪魔する。「シブい本」のコーナーで、戸板康二『劇場歳時記』が取り上げられていて、そこに、なんと!左團次さんのエピソードが紹介されている。
子役の頃、「寺子屋」の菅秀才を演じていた左團次さん(当時は男寅ちゃん)が、半紙に書いていたのは「へのへのもへじ」だったというのを、誰かが舞台写真で見つけたというお話。
役の性根からいうと、これはいけないことなんだけど、戸板先生はなぜか、微笑ましく感じ「大人になったら、いい役者になるにちがいない」と、確信されたという。
さすが、左團次さん、子役の頃からお茶目さんだったのね、やはり。
そして、さすが戸板先生! 今日の左團次さんをきっちり予言されているなんて。