2003-07-30から1日間の記事一覧
女の美しさにこだわり続けたかに見えた甲斐庄は、しかし本当のところ、<b>「綺麗なべべ着られる女に嫉妬(へんねし)してたんやないやろか。だから孕んだ裸の女や、女郎の絵を描いてたんとちがうやろうか。そう気づいたら、わしはまた筆を持てるようになったん</b>…
林真理子『着物をめぐる物語』(新潮文庫)を読み終えた。林さんの小説を読むのは、久しぶり。女性誌連載当時に、最近ちょっと話題になった『コスメティック』(集英社文庫)を読んだ以来かもしれない。『着物をめぐる物語』は、雑誌に連載されていた、十一…
先日から持ち歩いては読んでいるのが、山下悦子『きもの歳時記』(平凡社ライブラリー)だ。タイトル通り、きものを巡る十二か月、それぞれにちなんだ話題について、のエッセイ集。それでは、ということで七月から読み始めたのだが、八月の中に、新潟の伝統…
ふじたさんのページ*1が更新されていたので、さっそくお邪魔する。「シブい本」のコーナーで、戸板康二『劇場歳時記』が取り上げられていて、そこに、なんと!左團次さんのエピソードが紹介されている。 子役の頃、「寺子屋」の菅秀才を演じていた左團次さん…
石田節子さんのきものの本を見ていたら、おはしょりの下が斜めになってる。わたしは、まっすぐにしなきゃダメダメなのかと思い、一生懸命まっすぐになるようにしていたのに。ガーン。 貝の口と矢の字の違いも、帯結びの手順を見ていて、やっとわかった。
本当は、今夜はイタメシのはずだったのにー! 仕事が片付かず、気付いたらコンビニのおにぎりを食べているわたし。
久しぶりに、テークアウトのカレー。
天気予報通り、朝から雨。しかも結構強い降りだ。梅雨明けはいったいいつなんだ?
先日から持ち歩いては読んでいるのが、山下悦子『きもの歳時記』(平凡社ライブラリー)だ。タイトル通り、きものを巡る十二か月、それぞれにちなんだ話題について、のエッセイ集。それでは、ということで七月から読み始めたのだが、八月の中に、新潟の伝統…
林真理子『着物をめぐる物語』(新潮文庫)を読み終えた。林さんの小説を読むのは、久しぶり。女性誌連載当時に、最近ちょっと話題になった『コスメティック』(集英社文庫)を読んだ以来かもしれない。『着物をめぐる物語』は、雑誌に連載されていた、十一…
女の美しさにこだわり続けたかに見えた甲斐庄は、しかし本当のところ、<b>「綺麗なべべ着られる女に嫉妬(へんねし)してたんやないやろか。だから孕んだ裸の女や、女郎の絵を描いてたんとちがうやろうか。そう気づいたら、わしはまた筆を持てるようになったん</b>…