細かい亀甲と蚊絣の紬に花柄染め帯

紬好き、黒・紺好きのわたしとしては、当然の選択だったきもの。ちょっと前の東郷神社骨董市でかった。帯は、なんとなくシカゴで買った名古屋帯。どうももう一つ、ピンとこなくて、なかなか使う機会がめぐって来なかったもの。帯揚げは薄いグレー、帯締めは薄いクリーム色。帯の長さが足らなかったので、角だし?に結ぶ。これでいいのか?角だし。
くるりに寄ると、なぜか森田さんとスタッフのお嬢さんから「かわいい帯!」とお褒めをいただく。かえって、自分が「そうなんだ・・・」と納得するという不思議な展開。
先日来、ずーっと気になっていた紬のきものが、まだ棚にあったけれど、やはりお値段が・・・ということで何も買わずに帰れるかと思ったら、濃紺地に朱色の細かい横縞の紬きものを見てしまった。森田さんに「やっぱり!」と言われる。
羽織ってみたら終りだとわかっていながら、羽織ってみたら「やっぱり呼ばれました!」ということで、またまた黒っぽい紬が1枚わが家にやってきてしまった。