『冗談新選組』

風雲児たち』の最新刊まで読んでしまったので、『冗談新選組』を読んでみた。同時に収録されている「仁義なき忠臣蔵」も、非常に興味深く、かつ面白く読めた。
この作品、歴史雑誌に連載されたものだそうで、漫画とともに論文も。これが、みなもと歴史観満載で、非常に面白い。
赤穂という土地は日本で一番言葉が荒っぽいところだ→歌舞伎や時代劇と違ってみんな”播州弁”をしゃべっていたに違いない、という推論から始まる、一連のみなもとさん曰く「牽強付会」な論は、目から鱗がボロボロ落ちる感じ。
ああ、『レ・ミゼラブル』も読みたいぞ! 『雲竜奔馬』も読みたいぞ!